はじまり その2
もう少し、はじまりの能書きが続きます。
本だけに集中すればいいのに、近年のくせで、つい意中の語を片っ端からGoogleにググらせてしまい、ズッコケ三人組公式ページなるものを発見してしまいました。
虚心維持のため、あまり現代ズッコケ事情には触れたくなかったのですが、つい目に入ってしまったのが「ズッコケファンクラブ」なるもの。
孤独なズッコケ全巻踏破の励みになればと、ついつい深く覗いてみたところ、どうやら入会試験に合格しないと会員にさせてもらえないらしいことが分かりました。子供の世界のことという驕りを衝かれたような気がしてすぐにブラウザを閉じたのですが、考えるにつけ、これは避けて通れまいと奮起した次第。
十年ほど前に大学院の入試に落ちて以来、「試験」などはとんとご無沙汰で、合格となると更にその数年前、十代の終盤に大学に入学を認められてから久しく縁がありません。一度も合格のない二十代を無為に過ごしてきました。
ダルな環境に生きるダルな僕のことですから、おそらくこのズッコケファンクラブ入会試験が、生涯最後の試験となるでしょう。
無論、全力を傾注する所存であります。
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